晴れた日の日曜日。
その地域では有名な、とあるテーマパークの大人気ジェットコースターの前。

サイバーとアゲハの場合

「あ、見て。あれがブラックツイスターかな?」
「うわ、ホントにでかいなー。」
「ね!早く行こう!!」
「あ、おい待てよ!」
「わーい楽しみー♪」
「アゲハ、ホントにコレ楽しみにしてたもんなー。」
「・・・サイバーだって昨日の夜はしゃいでたじゃん。」
「い、いいだろ別に!」
「ほら、早く行こうって。」
「だから待てってば!!」

二人で猛ダッシュ。
そんな急がなくてもジェットコースターは逃げませんよ?
もはや『一時間待ち』の立て札は目に入ってない様子。
要するに昨日は二人ではしゃいでたんです。それでも高校生か。


ジャックとかごめの場合

「不思議よね・・・・」
「(でか・・・・(唖然」
「どうして人って並んでまであんな怖い思いをしたがるのかしら・・・?」
↑こういうのかなり苦手。
「それが楽しいやつもいるんだろ?」
↑ちょっと興味あるけど人ごみ嫌い
「・・・・。」
「・・・次の、行こうか?」
「ええ・・・。」

なんか遊園地を楽しめていない二人。
二人とも賑やかな場所も騒がしいものも人ごみも苦手だし。
来た意味あるのか?
しかし手を繋いで、珍しそうにアトラクションを眺めつつ歩く様子は楽しそうでしたとさ。


睦月とスミレの場合

「あー!アレが噂の黒い竜巻きね!ホントにおもしろそう♪」
「スミレちゃん・・・」
「どうしたの?顔青いよ、睦月君。」
「僕、ちょっとああいう速いのは苦手かな、なんて・・・。」
「大丈夫よ。目、瞑ってれば速さなんてわかんないって。」
「そ、そうかなあ・・・。」
「睦月君なら大丈夫よ(にっこり」
「う、うん、・・・頑張ってみるよ。」
「よし!そうと決まればレッツゴー!」
「・・・はあ。」

ホントは乗りたくないけど、かといってスミレちゃんは楽しみにしてたから乗せてあげたいし、
それに周りがカップルだらけの中、スミレちゃんを一人で乗せるのは気が進まない睦月君。
そしてスミレちゃんの笑顔に弱い睦月君。尻にしかれてます。
睦月君は高い所はいつも登ってるから平気だけど、速いものは苦手なんですよ。酔うから。


リゼットとリュータの場合

「よし!次はアレ乗ろうリュータ!」
「マジで?あんな並んでるの乗るのかよ?」
「大丈夫だよファストパスとっといたから。すぐに乗れるよ。」
「・・・・手際いいな。」
「だってあれは関東最大、この遊園地のメインみたいなもんだよ?乗らなきゃ損だと思って。」
「さっきのお化け屋敷にも似たようなこと言ってたよな。」
「うん、あれも関東最恐って書いてあった。」
「何に?」
「・・・パンフレット。」
「お前そんなん読んでたのか?ホント、真面目だよなー。」
「ま、真面目は関係ないわよ!」
「はいはい。それよりいいのか、入らなくて?」
「そうだった!」

リゼットはデートを精一杯楽しくする為に色々準備してる。
リュータはいつも行き当たりばったり。
デートが順調に進むのはリゼットのおかげっぽい。





何が書きたかったんだろうあたしは。
ジェットコースターの名前は超適当。

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