逃げるように目を閉じたら目蓋の裏に極彩色。
ほら、始まったいつものことだもう慣れた。
ちかちかと青い色を追うのも一人で歩くのも
手に提げた籠が寂しくカシャ、と鳴るのも慣れた。
泣けないのも裸足でいるのも慣れた。
いつのまにか私の周りのモノに慣れた。
拒絶していたはずなのに。
目蓋の裏が熱くなったけど頬を触っても乾いていた。
慣れたくなかったのに時の流れは残酷で。
ほら、歩かなきゃ。
目を開けるともう青い色をは消えていた。
まだ私は大丈夫。
いつかこの青い色が私を狂わす気がしたけど今は平気。
さあ早く捕まえないと狂ってしまわないうちに早く早く。

・・・・早く。



かごめさんは強そうだけどこういう一面もあるかなー、みたいな。

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